プロジェクト紹介Project

のるーと塩尻

AI活用型オンデマンドバスサービスへの転換

背景・課題

塩尻市では、地域住民の移動手段として地域振興バス「すてっぷくん」を運行していますが、利用者減少や大型バスドライバーの担い手不足などの課題を抱えており、新たな交通サービスとしてAI活用型オンデマンドバスサービス「のるーと塩尻」への転換を進めております。

概要

塩尻市では、2021年に持続可能な地域公共交通を実現するためのマスタープランとして「塩尻市地域公共交通計画」を策定しました。この計画では、目指す交通ネットワークの姿として、「まちなかの便利な生活」と「農山村地域のゆとりのある生活」を両立する地域公共交通体系の実現を掲げており、市街地ゾーンとその周辺の既存集落区域までの拠点間移動については鉄道及び地域振興バスで移動を確保し、市街地ゾーン内の移動は地域振興バスまたはオンデマンドバスでカバーすることにより、移動困難者の足の確保と市内地域に集積する生活利便施設へのアクセス向上を目指しています。
このような交通ネットワークを構築していくため、これまでに地域振興バス「中心市街地循環線」「塩尻東線」「みどり湖・東山線」「広丘駅循環線」「塩尻北部線」の5路線について、実証実験を経てAIオンデマンドバスへの転換を実施しました。

今後の展開

2024年10月1日からは、地域振興バス「片丘線」の転換が可能かどうかを検証するため、片丘地区まで運行エリアを拡大した実証実験を行い、地域振興バスを同時に運行しながら利用者調査を実施、地域振興バスまたはオンデマンドバスのどちらのモビリティサービスが利用者にとって望ましいかなど利用者の意向を考慮した検討を行いました。その結果、2025年4月1日からは、片丘線の一部便を継続して運行しつつ、「のるーと塩尻」の片丘エリアにおける本格運行開始が決定されました。

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