2024.1.10プロジェクト
塩尻市及び一般財団法人塩尻市振興公社は、複数の民間企業と連携し、1月22日(月)~26日(金)にかけて、塩尻市内中心市街地の一般公道において自動運転バスを用いた実証実験(以下、本実証)を実施します。
本実証では、BYD J6 をベースとしたティアフォー製自動運転車両「Minibus」を使用し、自動運転(レベル2)に対する社会受容性の向上を図るほか、アルピコ交通及び KADO をはじめとする地域人材へ自動運転運行技術の移転、Web 予約システムの導入、信号機連携、遠隔監視及び管制システム実証を実施します。
これら実証をとおし、国土交通省・経済産業省が掲げる「2025 年までに国内40カ所でレベル4無人自動運転サービスの実装」を塩尻市内一般公道において実現することを目指します。
なお、本実証は国土交通省の令和4年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)により実施します(国土交通省地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)の採択について【2023 年度実施】/長野県塩尻市公式ホームページ (shiojiri.lg.jp))。
1 一般試乗概要
(1) 期間 2024年1月22日(月)~26日(金)
(2)運行時刻 7時35分から16時50分まで
(3) 運行ルート 市街地ルート(日中10便)、朝通学ルート(4便)、core 塩尻ルート(3便)
(4) 乗車方法 塩尻駅、市役所、えんぱーく、core 塩尻にある停留所端末機又はWeb 予約システム(スマホ専用)から予約し、各乗降拠点から乗車
(5)運 賃 無料
(6)その他 詳細はこちらをご参照ください(LET’sRIDE! みんなで「自動運転」に乗ってみ
よう!/長野県塩尻市公式ホームページ (shiojiri.lg.jp))。
2 本実証における技術的特徴
(1) 地域人材による運行体制の確立
株式会社ティアフォーからアルピコ交通のドライバーへ技術移転を行い、地域人材のみで自動運転の運行を実施
(2) 運行管制システムによる配車・運行管理
固定型停留所端末機・Web 予約システムと運行管制システムの連携により自動運転車両へ配車指示
(3) 信号機連携
信号機の色、切り替わる時間を自動運転車両と連携し、快適で安全な走行を支援
(4) 遠隔監視体制の構築
遠隔監視室(core 塩尻内)を設置し、運行状況及び設備稼働状況を監視